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毎年のことですが、GW明けはいよいよ台風への対策と準備で徐々に忙しくなってきます。
2019年の大型台風でゴルフ練習場のネットが倒れたり、戸建住宅の屋根を破壊したり大きな被害を出しました。
2019年台風が上陸する1ヶ月前に屋根工事の相談を受けたお客様がいらっしゃいました。現場調査に伺うと瓦棒屋根(トタン製の屋根)が長年メンテナンスを行っていなかったため、風圧で少しめくれていました。(ほんの少しです)
台風が来る前に応急処置だけでもというお話をしていましたが、お客様のお申込みに及ばず台風15号の被害に遭われてしまいました。屋根は完全にめくれ上がり隣家の庭に破片が散乱し、駐車していた隣家の車両にも大きなキズを付けていました。
お申込みいただいても工事は間に合わなかったかと思いますが、応急処置だけでもしておけば被害は少なかったかと私共後悔しています。
築年数や屋根の状態にもよりますが、
・新築時よりも形状が変形している
・部分的に持ち上がっている(剥がれている・ずれている)
等、
気になる部分が見えるようでしたら、お知り合いの工務店や屋根屋さんにご相談してください。また、心配だけど自分では屋根の上が見えない場合、可能でしたらご近所のアパートの階段や廊下に登らせてもらって(オーナー様のご了解の上で・・・)ご自宅の屋根が見えることもありますのでご参考にしていただければと思います。
※見えない場合は専門家に相談してみてください
棟板金のビス増し打ちや、樋の清掃などチョットした修理や作業で水の流れや風の受け方が変わります。大きな被害が防げることがありますので台風が来る前に是非ご確認ください。
令和4年1月から瓦屋根の留め付け基準が強化されています。
↓強風対策のパンフレット(発行:一般財団法人 日本建築防災協会)
001386795 ←クリックするとPDFが見れます
出典:国土交通省
弊社ホームページ施工実績画面でもPDFを掲載しています。
↓出典:気象庁 2019年10月台風19号進路